梢と暢が離婚に向けての情報交換の為の電話を行っている時に、帰宅する和正。
聞き耳を立てていると、慰謝料の話をして焦ります。
電話口から暢の声が漏れており、怒った和正は梢を引っ張り寝室へ連れて行きます。
拒否する梢は、思わず和正を突き飛ばし、和正はよろけた拍子に頭部を強打し、うずくまりました。呆然とする梢。
梢の持った携帯電話から、暢の心配する声が響き渡ります。
では今からサレタガワのブルーネタバレを交えて感想を書いていこうと思います。
ネタバレも含みます。
39。幸せの洗脳
救急車で病院に運ばれた和正。幸いケガは軽傷で、頭からの出血だったので、血が大量に出ただけでした。入院もせず、そのまま帰宅となった2人。
心の中でほっとする梢ですが、帰りのタクシーの中の雰囲気は最悪でした。すると口を開く和正。
梢が電話していた相手が気になり、問い詰めます。
しかし、今暢と離婚に向けて協力していることがバレる訳には行かないと、咄嗟に嘘を付きます。
納得してない和正は脅すように、先程のケガの写真を梢に見せ脅します。自分でぶつけた事にしたが、バカな考えを起こすとどうなるか。
和正の脅し文句に、何も言えなくなる梢。梢にとって一番大切なのは息子。息子を取り上げられたらと考えると恐ろしくて仕方ありません。
梢の心の中で考えが巡ります。浮気を黙認しろという事なら、なぜ自分とそこまでして結婚生活を続けたいのか、苦しいだけでした。
思わず、思いの丈を和正にぶつける梢。
すると当たり前のように、自分のスペックを語る和正。大手企業のキャリア組で、十分すぎる給料がある、マイホーム、生まれたばかりの息子。
脅すように梢に詰め寄る和正。
梢は何も言えなくなります。雰囲気を察した息子は大泣きです。
離婚する気がない和正は、ケガをした写真を梢に見せ脅します。
和正は次の日仕事に行き、起き出す梢。結局一睡も出来ませんでした。
枕元には小さな紙切れに、和正からの謝罪と愛の言葉が書いてある手紙が置いてありました。思わず握りつぶしてしまう梢。
考える事に疲れた梢は、和正に洗脳されたようになっていました。
サレタガワのブルー 第39話の感想
梢さん間違ってます!それは幸せではなく、洗脳です。和正は典型的なモラハラ夫ですね。やはり会社での立場があるから離婚したくないんでしょうか?
ケガで脅すなんて、もう脅迫罪に問えますよ。でも息子とは絶対離れたくない気持ちはよく分かります。
あんな勢いで捲し立てられたら、何も言い返せないですよね。ちょっと怖い和正。
でも、枕元に愛と謝りの手紙を置いちゃうあたりマメな性格で、女子にモテるんでしょうね・・・。人としては最低ですが。
こんな男とは別れて、梢さんには早く幸せになってほしいです。
第40話、救世主
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