前回の美世は、久堂家に嫁ぐまでの生い立ちが描かれていました。
幼い頃から娘としてではなく、使用人のような扱いを受け続けていた美世。
幼馴染みの幸次すら義妹の香耶に取られるという始末。
全てがどうでもいいと心から思い、消えてしまいたいと願うようになってしまう。
そして父の命令のまま久堂家に嫁ぐことになった。
美世の生い立ちは目が覆いたくなるほど、かわいそうな状況でした。
娘ではなく使用人扱いとか実の子を何だと思ってるんでしょうか!
子は親を選べずといいますが、それでも責任ぐらいは果てしてほしいです・・・。
今回の美世は、清霞に嫁いでからのお話です。
何をしたらいいのか分からない美世、それを手伝ってくれるある女性が登場します。
美世の「ほんのわずかな幸せをつかむため」の物語が始まります。
それでは前回の続きとして、わたしの幸せな結婚、第2話
ネタバレと感想を書いていきます。
ネタバレがあります。注意して下さいね。
久堂家での立場
美世は久堂家に嫁いできた。
そしてその晩、美世は夢を見ていた。
幼少の頃、美世の部屋から洋服から小物まで全て無くなり憤っていた。
美世は継母が犯人に違いないと判断し詰め寄るが・・・。
逆に返り討ちに遭い真っ暗な倉庫、蔵に閉じ込められることに。
真っ暗な倉庫にずっとい続けたことにより美世は心が折れてしまう。
そこで起きた事件から美世は心が沈んだ。
幼少の頃から香耶と違い習い事や教養を身に付けていなかったため、久堂家に来て何をしたらいいのか困惑していた。
唯一の取り柄と言えば、炊事と洗濯、主に家事ができる事だった。
斎森家では、美世の食事は自分で作らないと出てこなかったため、自然と身に付いたスキルなのだ。
そして炊事場で、いそいそと食事の準備を始める美世。
そこに妙齢な女性=ゆり江が炊事場に入ってきた。
勝手に使用してとにかく謝る美世に対して、逆に炊事を手伝ってくれたことに感謝される。
生きていて感謝されることがなかったので、困惑する美世。
その後、つつがなく準備を進め、美世の旦那さん=清霞(きよか)の元まで食膳を持っていくことに・・・。
久堂清霞の経歴、人物像
久堂家は異能持ちの中では名家の中でも飛び抜けている。
爵位はおろか財産までも。
清霞本人も優秀で、難関とも謳われる士官採用試験に合格し今では少佐としての地位をもらっている。
美世は嫁ぐ前、さぞ豪勢な暮らしをしているのだと思っていたが、本邸から離れた別宅に住んでいて正直驚いていた。立場がある人だからと。
毒を盛られた??
美世とゆり江は清霞の前に食膳を並べていく。その間に、ゆり江が美世さんの手作りなのだと清霞に伝える。
清霞はその食膳に毒が盛られているのかと思い美世に毒味をしろと命じる。
ショックを受ける美世にただただ黙るだけであった。
清霞は食事に手を付けずその場を立ち去るのだった。
わたしの幸せな結婚 第2話の感想
疑心暗鬼な清霞、イケメンな顔立ちが毒盛り発言によってイメージは最悪です。
今のところ清霞は、冷酷無慈悲の男性だと思っている私がいます。
美世が報われる日が来てほしいなと切に思います。
次回は、清霞の意外な一面が垣間見えるといいのですが、どうなることやら。
美世さん頑張れ!
最後まで、ありがとうございました。
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