ニドメの共犯 第9話 あらすじ
神谷君から、自宅の合い鍵、連絡先を貰った紫妃。
神谷君との出会いで、少しずつ紫妃の人生が動き出していました。
このまま神谷君に甘えてばかりはいられないと、仕事と住む所を探す事を決意します。
学校へ行く神谷君を笑顔で見送る紫妃。
しばらくすると、インターフォンが鳴ります。
忘れ物でもしたのかと神谷君が戻って来たと考えますが、それなら鍵を開けて入ってくるはず。
では、扉の外にいるのは一体・・・。
最悪の事態を想定し、立ち尽くす紫妃なのでした。
では、今からニドメの共犯についてあらすじ、感想を書いていこうと思います。
ネタバレも含みますので、ご注意下さい。
第10話 私は弱くない
応答がないからか、もう一度インターフォンが鳴ります。
神谷君ではないなら、ドアの前に居るのは・・・
のぞき窓を覗き込む紫妃。
え・・・と声を出し、鍵を開けます。
ここに居たのか!
タクシーの運転手が慌てて、乗客を追いかけます。
それを無視し、女性を追いかける男性。
怒鳴りながら女性の腕を掴み、紫妃と薫さんは呼びかけます。
振り返る女性は、不機嫌な顔をして薫さんを見ます。
女性は紫妃ではなく、まったくの別人。
薫さんの横柄な態度に、おっさんキモイと言葉を残し立ち去りました。
追いついたタクシー運転手も、代金の取り立てに来ていました。
タクシーに、不機嫌で再度乗り仕事へ向かう薫さん。
どいつもこいつもバカにしやがってと、怒りをあらわにします。
携帯を再度表示させ、紫妃の居場所はこのあたりで間違いない。
もうすこしだけ、自由を味合わせてやる・・・
そう不気味に笑いながら、会える日を楽しみにしている薫さんなのでした。
扉の先には
紫妃があけた扉の先には、1人の男性が立っていました。
くねくねと少し仕草が女性的で、神谷君の名前を呼びます。
男性も神谷君ではなく、女性が出てきた事に驚きを隠せない様子。
彼女?と問う男性に、紫妃は急いで否定します。
仕事が見つかるまで、お世話になっている事。
その言葉を聞き、彼女じゃなかったのかと安心した男性。
心の声が漏れており、思わず声を出して笑ってしまう紫妃。
先程とは違うキリッとした表情になり、名刺を紫妃に渡します。
神谷君のバイト先の店長をしているという、藤岡さん。
藤岡さんの変わり身の早さが面白くて、思わず大笑いしてしまいます。
紫妃の笑顔を見て、思わず胸がキュンとなる藤岡さん。
仕事を探しているという紫妃の手を引き、自宅から連れ出します。
必要とされる事
藤岡さんに連れてこられたのは、一軒のBAR。
藤岡さんのお店であり、神谷君のバイト先でした。
何故か、ウェイトレススタイルの紫妃。
仕事を探しているという紫妃に、自分のお店を紹介した藤岡さん。
急展開にビックリする紫妃ですが、紫妃の人柄を決めて採用してくれたの事。
いつも薫さんは否定の言葉ばかりだったので、誰かに必要とされることがとても嬉しく涙します。
藤岡さんの言葉に、涙をぬぐいお店へ出ます。
私は変われる・・・。
胸を張って、藤岡さんとお客さんを迎えるのでした。
ニドメの共犯 第10話感想
薫さん怖い、やっぱり。
見ず知らずの人にキモイって言われるのが分かる気がします。
まだ紫妃に自由を与える余裕がある薫さん。
頼むから紫妃逃げてー!!
そして現れた、神谷君のバイト先の店長藤岡さん。
オネエちっくでしたが、すごく良い人でしたね。
面倒見もよくて、紫妃に仕事を紹介してくれるなんて。
という事はバイト先も神谷君と同じだと、一安心ですね。
誰かに必要とされることは、本当に幸せなこと。
紫妃は薫さんに押さえつけられて生きてきたから、これから自信をつけて幸せになってほしいです。
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